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アレルギー科

アレルギーとは

アレルギーとはもともと人間の体に備わっている免疫が過剰に働くことで障害を起こすことです。
免役とは体外から入ってきた異物を攻撃排除する機能です。

アレルギーを引き起こす物質(アレルゲン)は大きく3つに分かれます。

食餌性アレルゲン ・・・
卵、牛乳、小麦、大豆、ソバ、ピーナッツ、魚類、甲殻類などがよく知られています。
食吸入性アレルゲン・・・
ダニ、カビ、ペットの毛、花粉などが含まれ、ぜんそくや花粉症の原因となります。
食経皮性アレルゲン・・・
貴金属、化繊、化粧品など。じんましんなどの即時型反応をおこすものと接触性皮膚炎という遅延型反応を起こす場合があります。

アレルギー検査

アレルギーの病気を診断するうえで、原因となっているアレルゲンを特定する必要があります。

【血液検査】
血液中のアレルゲン特異的なIgE抗体の量を測定します。

【皮膚テスト(プリックテスト)】
アレルゲンエキスを皮膚に1滴たらし、検査用の針を皮膚の表面に押し当てて、15分後の反応をみます。

アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎の特徴

  • かゆみを伴う発疹が繰り返し繰り返し出現します。
  • 発疹は顔や首、肘や膝のくぼみに現れやすくひどくなると全身に広がることもあります。
  • 患者のほとんどは幼い頃(5歳くらいまでに)症状が現れます。
  • アトピー体質という遺伝的な要素が関係しています。

スキンケア

  • 汗や汚れは、こすらず速やかに洗い落としましょう。
  • シャンプー、石けんは刺激の強いものは避けましょう。
  • お風呂の後は保湿剤で潤いを補いましょう。
  • 肌触りのいい服を身に着けましょう。
  • ストレスを溜めないようにしましょう。

1~2歳の幼い時期に強いアレルゲンが入るとアトピー性皮膚炎の原因になります。
幼いお子様のいる部屋は特にダニ、ホコリに気をつけましょう。

花粉症

花粉症とは、スギやヒノキなどの植物の花粉がアレルゲンとなり、くしゃみ、鼻みず、目のかゆみなどのアレルギー症状を起こる病気です。季節性アレルギー性鼻炎とも呼ばれます。

症状

  • くしゃみ、鼻水
  • 目のかゆみ、充血
  • ノドのかゆみ
  • 肌のかゆみ
  • 熱っぽくなるなど

花粉症の薬

【抗アレルギー薬】
鼻の粘膜を刺激する物質の放出を抑える作用があります。花粉症の予防として、花粉が飛散する2~3週間前に飲むのがおすすめです。

【抗ヒスタミン薬】
即効性のある薬で、三叉神経に与える刺激を弱める作用があり、眠くなりにくい薬も開発されています。

【漢方薬】
漢方薬は、患者様の体質等により作用が出たり出なかったりします。まずはご相談ください。

ぜんそく(喘息)

ぜんそく(喘息)とは呼吸の際に、のどがゼイゼイ鳴ったり、咳や痰(たん)が出たりして呼吸が苦しくなる慢性的な気管支の炎症です。

ぜんそく(喘息)の「ゼイゼイ」免疫とアレルギー反応との関係によって起こるといわれています。

ぜんそく(喘息)には花粉やハウスダストなどのアレルゲンを特定できるアトピー型喘息、アレルゲンを特定できない非アトピー型喘息の2つのタイプがあります。

ぜんそく(喘息)の治療

  1. 発作の原因を遠ざける(ホコリ、ダニ)
  2. 薬による治療

ぜんそく(喘息)は糖尿病等と同様に慢性の疾患です。
正しい治療によりコントロールできますが、定期的な診察をおすすめします。